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産業用ロボット向け電動グリッパー?注目される理由

OnRobot、CCO、James Taylor著

「産業オートメーションは進化しています。理論上、特定のロボットの種類に適した電動グリッパーを選ぶのではなく、ロボットタイプのアプリケーションに求められる柔軟性、インテリジェンス、効率を提供できる電動グリッパーを選ぶという、アプリケーションを最優先に考えた選択に移行していることを目の当たりにしています。」

長い間、電動グリッパーと協働ロボットは常に関係性がありました。電動グリッパーは、「コボットのアクセサリー」と位置付けられることが多いですが、従来の産業用ロボットには、全く異なる種類のアームエンドツーリング(EOAT)が必要になると考えられています。

しかし、この区別は、コボットと産業用ロボットの区別が曖昧になっているのと同じように、わかりづらくなっています。

これは、最新のISOロボット安全規格にも反映されるほどの重要な展開で、この安全規格でも「協働ロボット」や「コボット」という用語が無くなり、「協働アプリケーション」という用語に置き換えられています。

工場の現場で、作業員が「この種類のロボットに最適なグリッパーはどれ?」と聞くことはなくなりました。その代わりに、どんな用途に使うのかを考慮するようになっています。また、ロボットの種類に関係なく、それぞれの用途に最適な電動グリッパーを選ぶ企業はますます増えています。これはよい傾向です。なぜなら、ISO規格にも定められているように、最も重要なのは用途だからです。

産業用ロボットのユーザーが電動グリッパーに注目する理由

これまで、電動グリッパーには、ペイロードに制限があるという、一種の固定観念がありました。当初は、小型・軽量の部品向けに設計されたもので、実質的にペイロードの低いロボットに使われていました。しかし、今やその固定観念は覆されています。

 

現在、電動グリッパーは、25kg(55.11 lbs)のモデルを含む、より高いペイロードにも利用可能です。さらに、これらはCNCマシンテンディングやマテリアルハンドリングのような過酷な産業用途のニーズを満たすために設計されたデュアルグリッパーにも簡単に取り付けができます。

 

同時に、ユーザーは電動グリッパーのペイロード能力に適用できる以上の機能を認識し始めています。多くの場合、柔軟に使える電動グリッパーは、部品の交換なしに単一の電動グリッパーで、より広範な部品サイズに対応できます。インテグレーターやエンドユーザーも、システム設計を簡素化し、全体的なソリューションコストを削減できます。

 

多くの電動グリッパーに内蔵式のインテリジェント機能が搭載されているため、さまざまな作業環境に適応し、ソフトウェアを使いパフォーマンスを微調整できるのが大きな要因です。電動グリッパーは、データフィードバック、位置調整、その他のオペレーションデータを提供できるものが多く、これらの機能を活用すればオートメーションのパフォーマンスを合理化できます。

従来の分類方法を排除する

オートメーション業界は、厳格なカテゴリごとに構成されてきました。このような分類方法は便利な場合もありますが、ペイロード、柔軟性、占有面積、エネルギー使用量、統合の複雑性などのアプリケーション要件ではなく、ロボットの種類によってツールを決めるとなれば、視野が狭まることもあります。

電動グリッパーでこの課題を解決できます。電動グリッパーは、本質的にロボットの特定のカテゴリーに分類されません。最も重要なのは、アプリケーションの要求に適しているか、メリットがあるかどうかです。この考えは、ますます受入れられるようになっており、ペイロード、サイクルタイム、ストロークへの要求が高まる従来の産業環境でも同様です。

電動化がもたらす機会

エネルギー効率は、電動グリッパーのもう一つの大きなメリットです。従来の圧縮空気システムに比べて電力消費がはるかに少なく、大きなコスト削減につながります。企業がエネルギー使用にますます注意を払い、エネルギーや環境コストに敏感な時代において、電力消費量を削減できる電動グリッパーは非常に重要です。

 

しかし、多くの産業用ロボットが導入される中で、電動グリッパーのメリットは十分に活用されていません。原因の一部には、従来のロボットの分類によって、どのタイプのグリッパーがどのタイプのロボットに「合うか」という思考がいまだにあるからです。また、文化的な慣性によるものもあります。圧縮空気式は広く知られた実証済みのシステムで、従来の設計に広く組み込まれています。

再評価される電動グリッパー

OnRobotは、作業環境がどのように進化しているかを確認できる理想的な立場にあります。過去6〜12か月の間に、法人顧客が電動グリッパーを再評価しているという明確な証拠があります。特にマシニング環境において、産業用ロボットセル専用の電動グリッパーの注文が増えています。電動グリッパーは、その柔軟性、設置面積をとらないコンパクト設計、内蔵式インテリジェンス、低消費電力の点で選ばれています。

 

CNCマシンテンディングから、20kg以上の重量の製品ハンドリングや梱包に至るまで、あらゆる用途で電動グリッパー技術は成熟してきました。

お客様は、従来の考え方は通用しないと教えてくれています。実際、電動グリッパーは産業用ロボット、協働アプリケーション、産業用途で使用できます。過酷な荷重環境にも対応でき、そのストロークは従来の多くの圧縮空気式グリッパーの機能を超えるものです。

主に産業用ロボットを扱うインテグレーターは、1つの柔軟な電動グリッパーを使用することで、セル設計を簡素化し、複数のツールを使用せずに済むようになります。

従来型の産業用ロボットと電動グリッパー?それがもはや矛盾ではない理由

キャプション:過去6〜12か月間で、Googleを使った「電動グリッパー」検索数は着実に増加しており、さまざまなアプリケーションやペイロード要件に適した産業用ロボット向け電動グリッパーへの関心の高まりを反映しています。

Image from Google Trends

アプリケーション中心のアプローチ

最終的に、産業用ロボット向けの電動グリッパーに関する議論は、オートメーションの考え方の移行につながります。それは複雑な移行ではありませんが、大規模に及びます。つまり、部品がコボット向きか産業用ロボット向きかではなく、アプリケーションに最適なグリッパーかがどうかが問われるようになっているのです。

 

OnRobotの電動グリッパーは、長年にわたり、主要な産業用ロボットの種類やブランドに対応できる普遍性にこだわり設計されてきました。今変わりつつあるのは技術そのものではなく、これまでの前提を再評価しようとする市場の動きです。産業用ロボットのユーザーは、すぐに利用可能なツールを使ってパフォーマンス、効率、柔軟性を向上させる機会を生み出すことができます。

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